2007大阪支部予選 大会リポート
6月10日 伊勢・国府の浜ラウンド 
開催クラス:キッズ・ボーイズ・ジュニア・メン・ロングメン・ロングマスター・ロングウィメン・BBウィメン・BBメン
ヒート時間15分、マキシマムウェーブ8本、ベスト2ウェーブ集計






■キッズクラス U-12 エントリー数:9名
予選3人x3ヒート2アップ、準決3人x2ヒート2アップ、決勝4名
1位:河谷佐助(小6)、2位:西修司(小5)、3位:河谷才蔵(小4)、4位:渋谷玄人(小6)

小学生を対象にしたこのキッズクラスを制したのは予選ではベスト2ウェーブを7.0pt、6.0pt、の合計13.0ptの高得点をマークするなど、安定したキャッチウェーブとスムーズなリッピングで、順調に決勝へ駒を進めてきた河谷佐助(6年生)、決勝でもあせることなくセットの波をキャッチ7.0ptをゲット、決して良いとは言えないヒザ〜腰のオンショアーコンディション、しかし、彼は悠々と乗ってみせた。ヒート中盤でも5.25ptをゲット、この地点で合計12.25pt、圧倒的なヒート支配で優勝を手にした。昨年は妨害で4位、その悔しさをいい経験と受け止めキッチリ整理してキッズクラス最終年度は嬉しい勝利でスタートを切った。これからの彼の頑張りに周囲の期待はますます膨らむだろうが、プレッシャーに負けずコツコツ頑張って欲しいと思います。

2位にはバランスのいいターンで決勝まで勝ち上がってきたグーフィーフッター西修司(5年生)、ゆったりとしたスムーズなターンでバランスのいいライディングながら、決勝ではなかなかいい波をゲットできずに惜しくも準優勝だった、しかし、彼は来年もまだキッズクラス、今後の頑張りに期待しています。

3位には佐助の弟、河谷才蔵(4年生)が入った。ライディングテクニックはまだ安定していないが、ガッツあふれるスタイルで将来的にも期待を感じさせてくれる大阪支部の最年少キッズコンペティターだ。

そして、今回は惜しくも4位に甘んじてしまった渋谷玄人(6年生)、ヒート中盤に魅せたターン&リップは惜しくもワイプアウトで1.6ptに終ってしまったが、成功していればそうとうな高得点も期待できるほどのライディングイメージと動きを魅せてくれた。攻めるサーフィン!この姿勢があればきっと結果は後から付いてくるよ、頑張ってね。

今年は惜しくも準優勝だったが、センスのいい
ライディングで来年に期待の西修司(小5)
佐助の弟、河谷才蔵、彼はまだ小学4年生
まだまだ上手くなりそうな気配大盛り。
ヒザの柔らかさと攻めの姿勢でメキメキ腕を上げて
いるが、今回は惜しくも4位の渋谷玄人(小6)

サーフスケートによるイメトレの効果でライディングバランスが
確立され、海でもその効果をメキメキ発揮しだした河谷佐助(小6)


■ボーイズクラス U-15 エントリー数:12名(シード4名)
予選4人x2ヒート2アップ、準決4人x2ヒート2アップ、決勝4名
1位:山中海輝(中1)、2位:小椋暁人(中2)、3位:山田貴豊(中3)、4位:東秀起(中3)

中学生が対象のこのボーイズクラスは昨年秋の大阪支部級別大会を制した小椋暁人(2年生)、昨年このクラスで優勝した山田貴豊(3年生)、昨年準優勝の東秀起(3年生)、今年からこのクラスに上がっってきた昨年のキッズクラス優勝者の山中海輝(1年生)、この4人のシード選手が順当に決勝へ駒を進めファイナルヒートが行われた。

セットの本数が少ないこの日のコンディション、マキシマムウェーブ8本の設定の中、どの波に手を出すのか?どの波が高得点を得れるのか?各選手じっくり考えながらヒートが進んでいく。まず、山中がたるい波でも何とかいい動きを披露、しかし、インサイドまでは繋がらず3.0pt、次に優勝候補の小椋がテイクオフ、大きなリップとスムーズなレールワークでアピールするが波がイマイチで4.15pt、東も形のいい波をゲットし攻めのサーフィンを魅せたがワイプアウトで得点が伸びない、あっと言う間にヒートも中盤、山中が形のいいレフトの波をゲット、レギラーフッターの彼はバックハンドでインサイドまで乗り継ぎローラーコースターでフィニッシュ4.5ptをマーク、じっくり波をセレクトしていた山田もラスト3分を切ったあたりでいよいよ反撃、滑らかなターンから力の抜けたいい動きで攻めのリップを試みるが惜しくもワイプアウト、終了間際、小椋がインサイドまで乗り継ぎ逆転を狙ったが、ノーマニューバーで得点は伸びず2.5pt、ベスト2ウェーブ集計で合計6.65pt、山中の7.5ptを逆転することは出来なかった。
圧倒的優勝候補の小椋が1年生の山中に優勝をさらわれてしまった。伊勢の力のない波でチョット手こずっていたようだが、伊勢のヒザ波チョッピーでもパイプラインの10フィートチューブでもコンペサーフィンでは波は波、この悔しさをバネに小椋の今後の逆襲に期待したい。そして、小椋に勝ってしまった山中海輝にも今後の期待がマスマス広がるが、今までどおり一歩一歩進化していって欲しいと思います。
3位の山田貴豊、4位の東秀起も攻めのサーフィンでテクニックもイメージも確実に進化しているように感じました。今年は受験かな?勉強もサーフィンも頑張ってね
決勝では波に見放され惜しくも2位、しかし、
彼の実力はこんなもんじゃない小椋暁人(中2)
柔らかなラインでスムーズにスプレーを飛ばす
ライディングセンス抜群の山田貴豊(中3)
確実に着々と経験を積んで、成長している
グーフィーフッター東秀起(中3)

今年からボーイズクラスに上がってイキナリ優勝!
さらに進化している山中海輝(中1)


■ジュニアクラス U-18 エントリー数:5名
1位:山田翔太(高2)、2位:平山亮輔(高2)、3位:中野瑚大(高2)、5位:喜多脩矢(高1)、4位:細川真志(高3)

今年もエントリー数がチョット寂しい5名で、いきなり決勝となってしまった高校生を対象にしたジュニアクラス。
昨年の優勝者、山田翔太(2年生)が開始早々から立て続けに形のいい波をゲット、グーフィーフッター特有の華麗なライディングでインサイドまで乗り継ぎ高得点を獲得していく、ヒート終了3分前にもスピード感のある大きなターンから繰り出されるリップアクションで5.5ptをマーク、危なげなくヒートを支配し2年連続ジュニアチャンピオンとなった。
レギラーフッターの平山亮輔(2年生)もバックハンドで力強いリップを披露するが、波が続かずフェイスダウン、得点が伸びず合計6.3ptで今年も準優勝となってしまったが、ボードコントロールやライディングイメージは抜群で今後を期待させてくれる。
そして、昨年に続き3位入賞の中野瑚大(2年生)も今年は6本の波をメイクしてこの1年の成果を披露してくれたが、惜しくもポイントでは山田と平山を追い越すことが出来なかった。4位入賞の細川真志(3年生)も初めての大会で7本の波をメイクできたのは立派、5位の喜多脩矢(1年生)も5本メイクしてヒートを盛り上げてくれた。2人ともフリーサーフィンではもっといいライディングが出来る技術はありそうな雰囲気を感じ取れたが、時間の限られたコンペサーフィンでそのライディングを披露するには何が必要なのか?来年への課題として今後の頑張りに期待したい。
ライディングセンスは何かを感じさせてくれる
平山亮輔(高2)
確実にメキメキ腕を上げている中野瑚大(高2)

大阪の高校生クラスをリードする山田翔太(高2)
今後の更なる成長に期待したいグーフィーフッター。


■メンクラス U-26 エントリー数:40名(3級シード19名、2級シード1名)
第1予選4ヒート→第2予選6ヒート→準々決勝4ヒート→準決勝2ヒート→決勝4名

1位:濱崎亮平、2位:高田靖之、3位:豊山裕貴、4位:宮司裕介

19〜26歳までの伸び盛り世代を対象としたこのメンクラス、まずは3級をまだ取得していない20名で第1予選4ヒートが行われた。ヒザ〜腰・オンショアー・チョッピー、選べば何とか走れる波もあるが各選手そうとう手こづっているようで高ポイントがなかなか出ない、結局、第3ヒートで牧政典が出した4.0ptが第1予選の最高得点となった。
それほど難しい波なのか?ジャッジの採点基準を上げた方がいいのか?などと心配しつつも第2予選がはじまった。
この第1ヒートにクレジットされていた昨年のチャンピオン濱崎亮平はジャッジや運営陣の心配をよそにいきなり7.0ptをゲット、レールワークの柔らかさと波の動きを読みきっているかのような反応のいいボードさばきでヒート中盤でも4.0ptをゲット、余裕で準々決勝へ駒を進めた。彼の勢いは止まらず、準々決勝でもいきなり8.0ptを叩き出してしまった。ここまで濱崎以外に5.0pt以上をマークしたのは第2予選の第3ヒートで軽快な軽いライディングを披露し6.0ptをマークした高田靖之だけ、それほど技を入れるのが難しい波だということだろうが、同クラスの出場選手が高ポイントを獲得する可能性があるかぎり採点基準は変更ナシで試合続行、いよいよ準決勝、あと1回勝てばファイナル。緊張も高まるなかヒートがはじまった。

第1ヒートでは昨年このクラスで3位入賞を果たしている浅井智久が波に恵まれず敗退、ここまで軽快に勝ち進んできた高田靖之は確実なセレクトでこのヒートも1位通過、そして、ヒート後半の追い上げで野口拓哉を0.15ptの僅差で逆転した宮司裕介が嬉しい嬉しいファイナルへ駒を進めた。第2ヒートでは濱崎が余裕で1位通過、そしてもう一人は第1予選からここまで勝ち上がってきた牧政典を抑え豊山裕貴が最後のファイナリストに名乗りを上げた。結局、決勝は高田靖之、宮司裕介、濱崎亮平、豊山裕貴、この4人で争われることとなった。

決勝は開始早々から高田が乗りまくり5本目のライディングではシャープなターンでスプレーを飛ばすがポイントは3.0ptとなかなか高ポイントをマークできない、ここまでのベスト2合計で5.35pt、マキシマム8本、あと残すは3本となった。ヒート中盤に入ってやっと濱崎が動き出した。バックサイドで魅せた角度のある速いリップではレベルの違いを魅せつけるように一発技で3.0ptをマーク、続いて柔らかなレールワークと素早いリップで5.5ptと立て続けに2本をゲット、この地点で合計8.5ptでトップに躍り出た。ヒート終盤、高田も素早いリップでアピールするが3.4pt、次はインサイドまで乗り継いでローラーコースターでフィニッシュも成功したが4.0pt、合計7.4ptで濱崎を逆転することはできなかった。危なっかしい試合運びだったが濱崎が2年連続優勝を飾った。敗れた高田も今後期待できそうな雰囲気を持った軽快なライディングが印象的だった。準優勝おめでとう!そして3位には前半から乗っても乗っても1.65pt以上のライディングがないまま、終了間際ギリギリ最後の1本で形のいい波をゲットして3.5ptをマークした豊山裕貴がすべり込んだ。宮司裕介も6本のライディングで軽い動きを披露してくれたがポイントは伸びず4位に終ってしまった。

昔は長く乗り継ぐだけでも高ポイントを得ることができたが、技のレベルが上がった近年では難易度の高いレールワークを重視して波のフェイスを大きく上から下まで使うライディングをしないとなかなか高ポイントを得ることができない時代になっている。まだまだ伸び盛りのこのメンクラスの選手たちにはもっと強弱を使った攻めのサーフィンを意識して練習して欲しいと思った。
新星のごとく現れた2位・高田靖之
今後の頑張りに期待したい。
インサイドのアプローチも確実にこなす
3位・豊山裕貴
安定したライディングで勝ち上がった
4位・宮司裕介

どんな状況でも確実に技を仕掛ける飛びぬけた才能を持つ濱崎亮平


■ボディーボードBBウィメンクラス エントリー数:13名(シード4名)
予選2ヒート→準決勝2ヒート→決勝4名

1位:井上麻子、2位:京谷佳奈、3位:松原美保、4位:山口美樹

ヒザ〜腰・オンショアー・チョッピーコンディション、コンペボディーボーダーにとってはどの波でどのポジションで技を入れる事ができるのか?どの技でポイントを出せるのか?たいへん難しい状況で各選手そうとう手こずりながらヒートは進行し、セミファイナル第1ヒートがスタート、このヒートには’05全日本選手権大会のBBウィメンクラス優勝者の京谷佳奈がシードでクレジットされている、京谷はまず、スピンとコンビネーションで5.75pt、そして、次の波では一発技ながらスピードと高さのあるエルロロを完璧な着地で成功させ、この日の最高ポイント6.5ptをマーク、余裕の1位通過でファイナルへ駒を進めた。このヒート2位で通過したのは予選からキレのいいコンビネーションで勝ち上がってきた松原美保、このヒートでもスピン&コンビネーションで5.0pt、4.4pt、をマーク、追いすがる大阪支部大会の常連ファイナリスト交久瀬典子を1.0ptの差で退けた。続く第2ヒートでは昨年秋の大阪級別選手権で見事優勝した山口美樹が1位通過、そして’05、’06、と2年連続で大阪支部予選準優勝の井上麻子が2位通過でファイナルへ名乗りを上げた。

そして、 いよいよファイナル、1本目のライディングで京谷は3.65ptをマーク、コンディションの良くない状況ではまずまずのスタートと思われた、だがマキシマム8本の設定を気にしているのか、ウェイティングポジションが悪いのか、次の波になかなか手を出さない、高得点を狙える波を待っているのか?そうしている内に井上がキレのいいスピンとコンビネーションで4.5ptをマーク、その後、京谷も2本目3本目とテイクオフはしてみるものの波がフェイスダウンでやむなくプルアウト、技が出来ないポイントが延びない。焦りの感じ取れる京谷をよそ目に井上はソコソコの波をソコソコの技で乗りこなし3本目をメイク2.5ptをゲット、ベスト2合計を7.0ptまでアップさせた。この地点で京谷が逆転に必要なポイントは3.4pt、彼女の実力ならば、ミドルの波でも簡単にゲットできそうだったが、結局その後も京谷にポイントを稼げる波は恵まれず、ベスト2合計4.85ptでヒート終了。その結果、井上麻子が遂に念願の支部予選初優勝を勝ち取った。あとの2人松原と山口も波に恵まれず、京谷がなんとか準優勝、3位に松原、4位に山口という結果となった。
決勝では波に見放されたが、全国クラスのライディングを披露してくれた京谷佳奈 3位入賞の松原美保

安定したライディングでついに栄冠を手にした井上麻子


■ボディーボードBBメンクラス エントリー数:3名
1位:小田順二、2位:前田真稔、3位:竹内一浩

今年もいきなり決勝となったこのクラスだが、ここにもドラマがあった。’04から昨年まで3年連続で優勝している前田真稔になかなかポイントの稼げるいい波が回ってこない、かたや’04年5位、’05年3位、そして昨年は準優勝とコツコツ確実にレベルアップしてきた小田順二はキレのいいスピン&コンビネーションで3.25pt、4.1pt、と着実にポイントを稼いでいく、しかし、チャンピオン前田も黙っていなかった、ヒート後半、一発技ながら5.5ptを叩き出した、この地点でベスト2合計7.5ptで逆転に成功、このままヒートは終了するのかと思っていた時だ、小田に神の恵みが届いた、小田は華麗なスピンと得意のコンビネーションで見事にメイクして魅せた。4.0ptゲットで再逆転、そしてヒート終了、小田が遂に嬉しい嬉しい初優勝を自分の手で勝ち取った瞬間だった。おめでとう!継続は力なり!コツコツ練習を積み重ねてきた彼に海の神様がご褒美としてヒート終了間際に最高の波をプレゼントされたようだった。
見事優勝の小田順二 惜しくも2位の前田真稔 竹内一浩&小田順二


■ロングボードメンクラス U-40 エントリー数:11名
予選3ヒート→準決勝2ヒート→決勝4名

1位:樽口剛、2位:岸本全弘、3位:阪本修平、4位:松山輝史

このクラスを制したのはまたもや樽口剛だった、予選から安定したウェーブセレクトとボードさばきで他を圧倒して連覇を成し遂げた。昨年4位の岸本全弘も予選から順調にいい波をチャッチはするが、なかなかポイントが上がらない、決勝でも最後に追い上げを見せたがポイントでは樽口に大きく差をあけられ2位どまりだった。3位に阪本修平、4位に松山輝史、という結果となった。
2位:岸本全弘 3位:阪本修平 4位:松山輝史

1位:樽口剛



■ロングボードマスタークラス O-40 エントリー数:7名
準決勝2ヒート→決勝4名

1位:釜本敏幸、2位:赤松俊和、3位:増谷崇之

このクラスを制したのはまたもや釜本敏幸だった。準決→決勝と他を寄せ付けず貫禄のライディングを披露、圧勝で連覇を成し遂げた。2位に赤松俊和、3位に増谷崇之、という結果となった。
準決勝第2ヒートの2人が当日不参加だったので、決勝が3人となってしまったのは残念だった。


安定した試合運びで見事優勝の釜本敏幸

2位:赤松俊和

3位:増谷崇之


■ロングボードウィメンクラス エントリー数:3名
1位:石川裕子、2位:矢槻香里、3位:木村裕子

いきなり決勝となったこのクラス、接戦の末、石川裕子が優勝、昨年準優勝で今年こそ優勝を目指した先槻香里も後半追い上げをみせたが、0.95pt及ばず、またしても準優勝、3位に木村裕子という結果となった。


ロングボードのコンペスタイルは非常に難しいと思う。たとえばセットのいい波をキャッチしても、ただ気持ちよく長く乗っているだけではポイントは上がらない。ウォーキングスタイルやノーズライドの立ち位置などロングボード特有のリラックススタイルに加え、ボードの動きや安定性など、ショートボード的な動きも含め、ジャッジは神経を集中して点数に変換していく、たいへん難しいことだが、コンペティターとして高ポイントを狙うのならば、どのような動きがポイントに繋がるのかを整理して来年に向けて練習して欲しいと思いました。


1位:石川裕子 2位:矢槻香里 3位:木村裕子

早朝は雨で運営スタッフ一同、精神的にそうとう苦しめられたが、お昼前から晴天に恵まれ小さい波ながら気持ちよくファイナルを迎えることが出来た。
われわれ人間には自然を操ることは出来ません、海の神様ありがとうございました。ほんで、皆さん、ホンマ、お疲れさまでした。